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2010年3月の4件の記事

2010.03.29

NHKが民放の番組宣伝までする理由

テレビ局は究極の格差社会だ。
局の正社員と制作会社やフリーとのあいだに格差があるばかりでなく、
民放とNHKのあいだの格差も開いてきた。

●他局の番組まで宣伝するNHK

 NHKの『新春TV放談2010』という番組を見始めて、「これは何なんだ?」と思った。正月2日の深夜にやっていたらしいが、私が見たのは2月14日の再放送だった。
 民放の番組の話をばんばんしている。
 視聴者300人に聞いて作成した、テレビ局の枠を超えた人気番組ランキングなどを発表しながらトークを繰り広げている。テリー伊藤や眞鍋かをりなどが出演していた。忘れていたけど、そういえば、去年もこんな番組をやっていた。前回は少し違う出演者だった。

 司会(MCというらしいが)の千原ジュニアが、「前回終わったときに、『もう一回やりたいねー』って。そういうのは空気でわかるんだけど、この番組は2回目はないなと思っていた」とのっけに笑いをとっていた。
 番組中で他局の話をするときには「某局」と言うなど、遠慮するのがふつうのテレビの世界だから、常識はずれで、しかもお堅いはずのNHKである。「2回目はないな」と思うのは当然だ。
 しかし、千原の予想に反して、正月番組として定着しつつあるようだ。

 NHKにはもちろん通常の意味でのCMはないが、番組のあいだにNHK自身の番組のコマーシャル(番宣)は入っている。
 民放のほうも、CMが減って、パチンコ業界や高齢者向けの商品のCMであふれるようになってきたが、それも入らない深夜の番組枠などはもっぱら自社の番宣を流している。
 というわけで、いずれの局も番宣が増えている。こうした「番宣全盛」(?)の時代に、NHKはついに、他局の番宣もどきのことまでやり始めたわけだ。
 なぜこんなことをやっているのだろうか。

 続きは、こちらです。
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(週刊アスキー「仮想報道」Vol.622)

2010.03.23

2ちゃんねるとともに育ってきた日本社会

ネットでは国境がないにもかかわらず、
独特の文化やサービスが展開されている。
ネットの構造に目配りして浮かび上がってくる日本の特殊性。
 
●日本社会はやっぱり特殊なのか


続きは、
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(週刊アスキー「仮想報道」Vol.621)

2010.03.15

変化を促進する「技術革新ジャーナリズム」

技術革新を促進するジャーナリズムをスタンフォード大学が提案し、
北欧を出発点にEUやメキシコ、アジアにまで広がり始めている。

●電球が広まるためには社会の認知が必要だった

 前回、英語版ウィキペディアには新奇な「何とかジャーナリズム」がいろいろ並んでいると書いたが、イノベーション・ジャーナリズムというのもあった。

続きは、こちらです(この記事は登録等は不要です)。

(週刊アスキー「仮想報道」Vol.620)

2010.03.08

じつはいろいろある「何とかジャーナリズム」

ジャーナリストというのは、いまや名乗るのがためらわれる言葉になってしまっているが、
その一方、新たなジャーナリズムが次々と生まれている。

●仕方がないから名乗る名称がジャーナリスト

 日本やアメリカのジャーナリズム運動についてこのところ書いてきたが、「ジャーナリズム」とか「ジャーナリスト」が日本のどこに存在しているのかは、けっこうむずかしい話だ。

 続きは、こちらです。
 この原稿は有料化しました。

(週刊アスキー「仮想報道」Vol.619)

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